<遠藤周作>未発表小説発見 「サディズム」テーマに(毎日新聞)
「海と毒薬」などで知られる作家、遠藤周作(1923〜96)の未発表とみられる小説の草稿が、長崎市の市遠藤周作文学館で見つかった。「われら此處(ここ)より遠きものへ」と題し、B5判のノートに約80ページにわたって書かれていた。
文学館所蔵の資料の中で、学芸員が08年3月に発見した。第二次大戦後のフランスのリヨンを舞台に、日本人留学生と、秘密警察に迫害された黒人学生の物語が展開される。
「海と毒薬」(57年発表)と「沈黙」(66年発表)との間に当たる58年に書かれ、遠藤が日記に「サディズムを現代の悲劇にうかびあがらせる」と記していたことも分かった。
遠藤の元弟子で、文芸雑誌「三田文学」の加藤宗哉編集長は「遠藤氏の問題意識の出発点を探ることができるのでは。貴重な研究資料になると思う」と話している。草稿は5月22日から文学館で展示される。【釣田祐喜】
【関連ニュース】
ネスカフェ:24年ぶり「違いがわかる男」は誰? 3人に賞金100万円キャンペーン
・ <将棋>羽生リード広げるか、三浦反撃なるか…名人戦第2局(毎日新聞)
・ 普天間問題 徳之島3町長は官房長官との会談拒否(産経新聞)
・ 渡部恒三氏 「小沢君は絶対辞めない」名古屋の講演で(毎日新聞)
・ 財源捻出は期待薄=事業「廃止」、小粒が大半−事業仕分け第2弾(時事通信)
・ 普天間問題 徳之島で1万5千人が移設反対集会(産経新聞)
文学館所蔵の資料の中で、学芸員が08年3月に発見した。第二次大戦後のフランスのリヨンを舞台に、日本人留学生と、秘密警察に迫害された黒人学生の物語が展開される。
「海と毒薬」(57年発表)と「沈黙」(66年発表)との間に当たる58年に書かれ、遠藤が日記に「サディズムを現代の悲劇にうかびあがらせる」と記していたことも分かった。
遠藤の元弟子で、文芸雑誌「三田文学」の加藤宗哉編集長は「遠藤氏の問題意識の出発点を探ることができるのでは。貴重な研究資料になると思う」と話している。草稿は5月22日から文学館で展示される。【釣田祐喜】
【関連ニュース】
ネスカフェ:24年ぶり「違いがわかる男」は誰? 3人に賞金100万円キャンペーン
・ <将棋>羽生リード広げるか、三浦反撃なるか…名人戦第2局(毎日新聞)
・ 普天間問題 徳之島3町長は官房長官との会談拒否(産経新聞)
・ 渡部恒三氏 「小沢君は絶対辞めない」名古屋の講演で(毎日新聞)
・ 財源捻出は期待薄=事業「廃止」、小粒が大半−事業仕分け第2弾(時事通信)
・ 普天間問題 徳之島で1万5千人が移設反対集会(産経新聞)
2010-04-27 03:06
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(1)
コメント 0